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【ジャングルの王者ターちゃん♡】漫画はどんな話?ネタバレなしあらすじ|面白い?下ネタ×超絶バトルが炸裂する伝説のギャグ漫画

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【ジャングルの王者ターちゃん♡】漫画はどんな話?ネタバレなしあらすじ|面白い?下ネタ×超絶バトルが炸裂する伝説のギャグ漫画

ジャングルの王者ターちゃん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)  新ジャングルの王者ターちゃん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 

最初は、かなりふざけている。
ほぼ全裸で、下ネタが多くて、顔も崩れる。しかも主人公はジャングルを走り回る男で、動物と話し、妻には頭が上がらない。ここだけ切り取ると、勢いだけで笑わせる昔のギャグ漫画に見える。実際、『ジャングルの王者ターちゃん♡』はその顔をちゃんと持っている。かなり下品で、かなり雑で、かなり笑わせに来る。

 

でも、この漫画の厄介なところは、そこから急に本気になること。
笑っていたはずなのに、いつの間にか筋肉の描き込みを見て黙る。ギャグ漫画の顔で始まったのに、気づくと格闘家や暗殺者や改造人間みたいな連中が本気で殴り合っている。そして、そのバトルが普通に熱い。ターちゃんはふざけた見た目のままなのに、戦いに入るとちゃんとかっこいい。この温度差が、『ターちゃん』をただの懐かしい下ネタ漫画で終わらせていない。

 

しかも、ちゃんと芯がある。
ターちゃんはジャングルを守るために戦うし、ヂェーンのことをずっと本気で愛している。敵にも敵なりの事情があり、ただ倒して終わるだけでは済まない話も多い。だからこの作品は、下ネタで笑わせる漫画でありながら、同時に妙にまっすぐな少年漫画でもある。ふざけているのに、変なところで熱い。このバランスがかなり強い。

 

この記事では、『ジャングルの王者ターちゃん♡』がどんな話なのかをネタバレなしで整理したうえで、基本情報、作品の構造、なぜ今も語られるのか、どんな人に向くのかまで順に掘っていく。
ギャグ漫画のつもりで開いて、気づけばバトルで持っていかれる。そういう漫画を探しているなら、かなり近い。


作品はどんな話?ネタバレなしあらすじ

主人公のターちゃんは、アフリカのジャングルで動物たちと暮らす男。
チンパンジーのエテ吉に育てられ、超人的な身体能力を持ち、密猟者や悪党からジャングルの平和を守っている。設定だけ見れば、かなり正統派のヒーローに見える。けれど実際の生活はだいぶ脱力系で、ほぼ裸、下ネタ多め、食い意地も強く、妻のヂェーンには完全に尻に敷かれている。このギャップがまずいい。

 

初期は一話完結のギャグが中心で、ターちゃんの怪力や身体能力も、ジャングルの平和より下ネタや騒動の方へ使われがち。
ヂェーンとの夫婦漫才みたいなやり取り、エテ吉たちとのドタバタ、敵役ですらどこか変な連中ばかりで、空気はかなり軽い。だから最初は「こういうノリの漫画なんだな」と思いやすい。ところが、そこへ格闘家や暗殺者が入り始めると、作品の見え方が一気に変わる。

 

やがて物語は、ジャングルの外へまで広がる。
世界中から集まる強敵、過酷な肉体改造、吸血鬼やクローンまで絡む大きな戦い。ギャグ漫画のまま終わりそうな顔をしておきながら、そこから先で本格的な格闘ドラマへ入っていく。しかも、それが冗談ではなくちゃんと面白い。ターちゃんは最後までターちゃんのままなのに、戦う理由だけはずっとぶれない。この“ふざけたまま熱い”感じが、『ターちゃん』のかなり大きな魅力。

 

一文で言えば、『ジャングルの王者ターちゃん♡』は、ジャングルの平和を守るおバカな超人が、下ネタ全開のギャグから始まり、やがて本気の格闘世界へ踏み込んでいく異色の少年漫画。

続きが気になった方はこちら


基本情報

  • 作者:徳弘正也

  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ

  • 巻数:『ジャングルの王者ターちゃん♡』全7巻/『新ジャングルの王者ターちゃん♡』全20巻

  • 完結状況:完結済み

  • アニメ:1993年10月14日〜1994年9月29日、全50話放送

単行本で見ると、最初の『ジャングルの王者ターちゃん♡』7巻で一度まとまり、その後『新』で20巻続く形になる。
長さだけ見ると少し身構えるかもしれないが、ギャグの勢いが強いので読み始めは軽い。そこからバトルの比重が増えていくので、体感としては「昔のギャグ漫画を読む」より「妙に熱い長編に入っていく」に近い。文庫版も出ているので、今から入り直す手段もある。


作品の構造

最初はギャグ、でもそこで終わらない

『ターちゃん』のいちばん独特なところは、ギャグとバトルの比率が途中で大きく変わること。
初期は、一話完結の下ネタギャグや動物コメディの色がかなり強い。ターちゃんの身体能力も、強さの証明というよりギャグの燃料として使われる。だから最初だけ読むと、「勢いで笑わせるジャンプギャグ漫画」という印象になりやすい。

 

でも、中盤以降はそこへ格闘漫画としての重さが入ってくる。
敵の強さが急に本物になり、ターちゃんたちもただのギャグ要員ではいられなくなる。笑いを残したまま、戦いそのものはちゃんと痛くて、ちゃんと熱い。この切り替わりがあるから、『ターちゃん』はジャンプ黄金期の中でもかなり異色に見える。最初に笑わせて油断させておいて、あとから本気で殴ってくるような作り。

 

 

徳弘正也の画力が、ギャグとバトルの両方を支える

この作品が成立している理由のひとつが、徳弘正也の絵の強さ。
顔を崩して下ネタで笑わせる時は徹底して崩すのに、バトルへ入ると筋肉もスピード感も一気に説得力を持つ。ここが弱いと、ギャグからシリアスへ移った瞬間に作品が浮きやすい。でも『ターちゃん』はそこがかなり強い。ふざけた絵のまま始まっても、戦闘シーンになると「普通にうまいな」となる。だからギャグ路線からバトル路線への移行が無理なく読める。

 

しかも、強さの描き方がやけに泥くさい。
超能力で押し切るというより、肉体の重さ、殴り合いの痛さ、気合いで立ち上がる感じが前に出る。そこにギャグ漫画時代の勢いがそのまま残っているから、妙にテンションが高い。笑いと格闘が別々にあるのではなく、同じ熱量で混ざっている。ここが『ターちゃん』らしい。

 

 

ふざけているのに、愛情だけはまっすぐ

『ターちゃん』の真ん中にあるのは、たぶんヂェーンとの関係だと思う。
ヂェーンは、美人モデルだった過去を持ちながら、今はかなり見た目も含めてギャグ側に振られている。それでもターちゃんは、彼女のことを一貫して世界一の美女みたいに扱う。この感じがかなりいい。下ネタも多いし、夫婦喧嘩もするし、見た目で笑わせる場面もある。でも、その奥でターちゃんの愛情だけはぶれない。ここがあるから、この漫画はただ下品なだけでは終わらない。

 

敵側にも事情を背負った人物が多いのも大きい。
クローン、吸血鬼、改造人間、いかにも漫画っぽい素材が並ぶのに、戦う相手がただの悪役としては片づきにくい場面も多い。だからバトルが“勝った負けた”だけで終わりにくい。ギャグ漫画から始まった作品なのに、どこか人間ドラマまで入ってくる。この欲張りさが、そのまま作品の個性になっている。


この作品が刺さる理由3つ

  • 下ネタギャグの顔で始まるのに、バトルが普通に熱い
    ふざけた見た目やノリに油断していると、そのまま格闘漫画として持っていかれる。この温度差がかなり強い。

  • ターちゃんとヂェーンの関係が妙にまっすぐ
    夫婦のやり取りはずっとギャグ寄りなのに、根っこにある愛情だけはかなり真面目。ここがあるから、作品に変な温かさが残る。

  • 敵まで含めて、戦いにドラマがある
    吸血鬼編、クローン編のように、設定だけでも濃いのに、ちゃんと相手の事情まで見えてくる。だからバトルの後味が思ったより重い。


向き不向き

合わない人

  • 下ネタギャグが苦手な人

  • シリアス一辺倒の漫画を読みたい人

  • 作風の急な振れ幅が苦手な人

刺さる人

  • ジャンプ黄金期の漫画が好きな人

  • ギャグとバトルの両方を楽しみたい人

  • ふざけた見た目から急に熱くなる作品が好きな人

  • ちょっと癖の強い少年漫画を読みたい人


まとめ

『ジャングルの王者ターちゃん♡』は、下ネタで笑わせるギャグ漫画。
その説明でも間違ってはいない。けれど、それだけで終わらせるにはかなりもったいない。
この漫画の本当に面白いところは、ふざけたまま本気になるところにある。ほぼ全裸で、くだらないことを言って、顔も崩れる。なのに、ひとたび戦いへ入ると、ちゃんと痛くて、ちゃんと熱い。ギャグ漫画のふりをしているというより、ギャグの顔のまま格闘漫画まで走り切ってしまう感じに近い。そこがかなり独特。

 

しかも、下品さや勢いだけで読ませるわけでもない。
ターちゃんとヂェーンの関係、敵が背負っている事情、ジャングルを守ろうとする気持ち。そういうまっすぐな芯があるから、笑っていたはずなのに変なところで熱くなる。『ターちゃん』は、昔のジャンプ漫画を懐かしむ時に思い出される作品でもあるけれど、それ以上に、今読んでも「こんな漫画だったのか」と驚ける作品でもある。
笑いたい気分で開いて、気づけば本気のバトルまで読まされている。
そういう漫画を探しているなら、かなり近い。

 

 

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